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瞑想のいろいろ<前編>

更新日:2023年11月20日

Qwreliでは、瞑想を敢えてタイプ別に分けてセッションをおこなっております。


瞑想は素晴らしい取り組みですが、

意識すべきことを理解して取り組めると、尚善いです。


瞑想は、本来は目的や目標を持たず、

評価やメリットに対して意識を向けず、

ただ、淡々と無欲に無条件におこなうことが大切。


しかし、現代の科学技術の進歩によって、

瞑想によるさまざまな効果や好転の報告がなされているので、

それを知ったうえで、

必要性をもって取り組むことも、

とても大切なきっかけだと思います。



特にグループセッションの場合、

瞑想中は参加者同士、お互いの共通意識でつながることがあるので、

どんな瞑想をしているのか、

どんな瞑想を求めてここにいるのか、

明確にしておくと良いです。


以下に、簡単に瞑想の説明を書いておきます。



①マインドフルネス瞑想

 ここ10年くらいの間に注目されるようになった、宗教的な要素を持たない

 新しい瞑想意識です。

 マインド(精神・意識)を

『今ここ』に向け、

 湧いてくる雑念を取り払うため、

 呼吸や身体の神経に意識を向けるトレーニングのようなものです。


 考えないことに挑むような感覚です。

   

 マインド(精神・意識)が1分でも『今ここ』という瞬間に固定できれば、

 まずはOKとします。

 そして、意識を『今ここ』に集中できる時間を徐々に長くしていきます。


 ストレス対策や仕事の効率、メンタルケアの面で、

 脳科学的にも心理学的にも改善がみられたと報告されています。


 脳疲労を癒し、

 本来の潜在能力を引き出したり、

 自己肯定感が上がったり、

 ネガティブな思考がポジティブに変化したり、

 神経伝達物質や脳内分泌物などの変化等、

 医学的にも科学的にも様々な検証や報告が増えています。


 今の自分を少しでも変えたいと思っている方、

 新たな自分を発見したいと思っている方、

 叶えたい夢がある方、

 ベストなコンディションを保ちたいと思っている方、


 こんな方には、マインドフルネス瞑想をお勧めします。



禅瞑想

 (当方がつけたオリジナルの呼称です)

 Qwreliでは禅瞑想と呼んでいますが、仏教的概念である禅の中の、

 『座禅』などで行われるような瞑想法です。

 

 禅とは、宗教的な要素をできるだけ取り除いて説明すると、

 

 無我の境地、

 何にも拘らない、

 何処にもとどまらない、

 何も感じようとしない、

 

 ただひたすら煩悩を捨て、無を追究することにより悟りに到達する、

 仏教的なの訓えや在り方、修行のひとつです。


 つまり、禅瞑想によって得られる効果は何ですか?と問われても、

 それはわからない・・・

 ただ、あなたが禅に向き合いたいのであれば、ご自由にどうぞ・・・

 という瞑想です。


 禅瞑想の最中は、マインドフルネス瞑想と違って、

 『今ここ』にさえ、意識を向けません。


 ただ、一定時間、座って目を閉じ、

 無になりましょう。


 何かを求めておこなうわけではない、無条件のものほど、

 実は愛や真理に満ちています。


 効果があるかないか、

 成長するかどうか、

 改善しバージョンアップするか、

 悪化し堕ちていくか、

 明日生きていようがどうだろうが、

 そんなことはどうでも良いのです。


 とにかく『無』を過ごす時間。



マインドフルネス瞑想と禅瞑想

この2つの瞑想の違いをよく理解していただき、

ご自身に合った瞑想法をお選びくださいね。



他にも、キッズマインドフルネス瞑想と、グラウンディング瞑想、ボディスキャン瞑想というメニューがございます。

こちらは後編でご説明していきます。



   

 

   

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