マインドフルネス瞑想といえば、アメリカのビジネスマンや著名人達が実践して話題になったトレンドの成功法のようなイメージを抱く方も多いのではと思います。
そもそも、マインドフルネスとは、
直訳すると『マインド』つまり精神が『フルネス』充満している状態のこと。
人は起きている間中、何かを考えていることが多いです。
それは、精神よりは、思考や感情が充満している状態です。
特に仕事や家事、育児、趣味や、リフレッシュのための旅行の最中でさえ、
常に何かを考え、感じ、感情と思考の中で迷ったり喜怒哀楽を繰り返しています。
考えることにより成長したり、備えたり、解決したり達成したり・・・
考えることなしには何も成しえないとさえ捉えている方が多いのでは。
しかし、実はそうではないのです。
私たちは、
考えないほうがうまくいくのです。
詳しい理由については別の記事でご説明しますが、
簡単に言うと、
私たちの脳の中で必死に考え編み出された案は、
脳内という小さな領域の活用の結果に過ぎません。
私たちは本来、選択や判断、アイデアの湧き出る広い広いを領域を持っています。
それはいつも意識的に使っている脳の4倍以上にも及ぶものです。
脳を超えた、『マインド』・・・精神や魂、無意識の領域
これらを全て活用した案の方が、
あらゆるレベルに於いて格上、上級であり、自分らしさを反映したものになります。
マインドフルネス瞑想は、日ごろ活用されていない領域に向き合う取り組みです。
マインドフルネス瞑想を日常に取り入れると、
・疲れがとれやすい
・小さなことで悩まなくなる
・人間関係がスムーズになる
・仕事や雑事に効率的に取り組める
・睡眠の質が良くなる
・食欲が過剰にならずに満足が早まる
・自己否定の感情が起きにくい
・他者を尊重できるようになる
・判断や決断が早く、後悔が減る
・生き生きとした感覚が生まれる
・感動しやすく涙もろくなる
・無性なイライラや衝動的な怒りが起きにくい
・一人で過ごしていても満たされている
などの感覚的な変化に気付くことがあります。
これらの変化は、本来目標としていた物事や達成に向けた努力と直結しているものとは思えない場合もありますが、
そもそも、目標や達成のために考えていたルートでさえ、
それが唯一の正解だとは言い難いものなのかもしれません。
物事は、ふさわしいところに、ベストなタイミングでやってきます。
物事に向かって進むのではなく、
物事がやってくる、自分の在り方に意識を置くと、
実はやるべきこと、正解が明確になります。
この感覚を味わっていただきたくて、
私はマインドフルネス瞑想を多くの方にお勧めしたいと思っております。
実践に向け、また解説していきますね。